cloretsblackのテクニカルノート

言葉の意味はよくわからんがとにかくすごい自信だ

技術書典に参加して「VMとコンテナで作るポータブルネットワークシミュレータ」を販売しました。

今回は「VMとコンテナで作るポータブルネットワークシミュレータ」を新刊として販売させていただきました。既刊の「パケットキャプチャで見てみよう MySQLデッドロック編」もまあまあ売れ、利益も出ました。 サークルチェックは、2週間前まで30だったのに、3日前あたりから急に増えててびっくりしました。最終的に140くらいになりました。

弊サークルの本はすべてPDFダウンロードなので、途中増刷に走ってもらい、30部在庫を追加して販売を続けましたが、やはり一日中続けるのは体力的にかなりツラく、鍛錬が必要だなと思いました。

PDFダウンロードで販売するという方針は、弊サークルの商品ラインナップがすべて、構築手法とその手順を紹介する「クックブック」であるため、構築に使用したコードをコピペできないようではクックブックの価値が半減するという考えに基づいています。(在庫リスクや製本、運搬コストを最小化できるという経済的な理由も大きいですが。)

弊サークルは出口近くでほとんどの方が通られる一角にブースを配置していただいたので、場所がものすごくよかったです。ラッキーでした。

しかし人目を引くPOPを用意できなかったため、もったいない事をしました。。

今回販売したネットワークシミュレータ本は、自分で作ってみるとよくわかる不具合(環境を持ち運びしづらい、VM on VMは重い)を解決するための方法を解説したものです。 この環境はハンズオンセミナーなどに適していると思うので、社内教育でも活用したいと考えています。

早速試してくださった方からお喜びの声が!励みになります。

前回の技術書典3から販売しているパケットキャプチャ本はMySQLデバッグを志向しており、アプリケーションエンジニアの方も少し興味をひかれていたようです。パケットキャプチャはよくわからないけど、MySQLデバッグでは困っている、という方もいましたが、やはりパケットキャプチャは敷居が高いようで、何か敷居を下げる良い方法はないかと考えています。どなたか良いアイデアがあれば教えてください。

技術書典の大きなメリットの一つに作者と読者の距離が近いというものがあります。 クックブックの通りに作ってみたけど、うまく動かない、ここをこう変えてみたいけど、どうすればいいのか?など、著者にもよると思うのですが、黒ブラ的にはそういったフィードバックは大歓迎ですので、どんどんお寄せいただければできる限りお答えし、あわよくば次のネタにしたいと思います。

最後に、会場を用意してくださった技術書典スタッフの方々、スポンサーの皆様に感謝申し上げます。 当日各ブースには水分補給のためのメルカリ水が! お心遣い、大変ありがたかったです。

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なお、ダウンロード販売も用意しておりますので、よろしければぜひご購入ください!

develup-japan.co.jp

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