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cloretsblackのテクニカルノート

言葉の意味はよくわからんがとにかくすごい自信だ

算数と足し算の順序、これからの教育

この件が話題になっているようなので一言。

togetter.com

小学校の算数教育で、 「車が5台止まっています、9台来ると、全部で何台になりますか」 という答えに9+5=14と書いた答案がバツになるのはおかしいのでは? という内容です。

私の意見はバツはおかしい、でも 5+9=14 のほうが 9+5=14よりも優れた回答だと思います。 テストは理解度を測るものであり、マルをつけてしまうと、そこに疑問が発生しませんので、改善の機会が失われかねません。 三角をつけるくらいが適当ではないかと思います。

等価交換だからとかそういうことではなく、日本語として問題文を解釈し、素直に数式に表現すると、5+9=14 になり、この形は誰の目にも「問題文がそのまま反映された数式」になると思います。 例として、

<?php
$Current=5;
$Arrival=9;
//現在の数に新着の数を足す
$Total= $Current + $Arrival;
echo  'Total Car = '.$Total."\n";
<?php
$Current=5;
$Arrival=9;
//現在の数に新着の数を足す
$Total= $Arrival + $Current;
echo  'Total Car = '.$Total."\n";

上記2例で結果は変わりませんが、2例目はコメントと式が逆になっています。 変数の数が多くなってくると単純な足し算でもコメントと合っていないと理解しづらくなっていきます。 CurrentとArrivalという二つの英単語の意味がパッと分からなかったりする場面でも、対応が取れている最初の例では意味が分かりやすくなっています。

小学生の算数のテストであっても、文章題を解くときには計算力だけでなく文意を正しくとらえること、 数式として表現することが求められています。 数式は単なる計算過程ではなく、自分のイメージを表現する手段でもあります。

回答の際、文章題を見ていない他人でもイメージしやすい形で、文章が素直に式に反映されていれば、 それは素晴らしいことです。将来違う場面で自分の考えを他人に説明するような場面でも、きっと役に立つと思います。

2例目も決して間違いではありませんが、1例目のほうがなお良いという意味で満点ではありません。 私の子供時代はこのようなことは深く考えずに適当にやってきましたが、 今エンジニアになってみて、単純なことを素直に分かりやすく表現することは、非常に重要だと感じています。 これからの子供たちはこのようなところから、少しずつ基礎を積み上げることを意識して教育されていくのかもしれません。

がんばれ! 子供たち!(笑)